2007年03月28日

『今週、妻が浮気します』 最終回

現代公論社が休刊!早い話が廃刊です。吸収合併流行か(笑)
ハジメは「絶対解散しない…あきらめない」と講学館へ向かいます。
社長に土下座し頼みますが、経営方針だと取り合ってくれません。
それを見ていた、花壇の手入れをする作業着姿のおじさん(平泉成)。
大抵こう言う人は、お偉いさんなのが決まり(^▽^;)
しかし平泉さん、「エライところに嫁いでしまった!」では仲間ちゃんのお父さん役。
「華麗なる一族」では成宮君のお父さん役で工場長。そして今回と、ご苦労様です。
最近では”良き父親”と言えば平泉さん。木村君のモノマネを思い出します(笑)

恵介と亜里沙の結婚が決まり、ハジメは陶子と離婚した事を告げました。
恵介は「仲人は諦めました。でも、結婚式には来て下さいね」とお願いしました。

陶子が、書店に並ぶ『現代公論』を読んでいる所へ玉子が…
「優しい本ね。皆の温もりが伝わって来る」と言う陶子に玉子は、吸収合併により
廃刊になる事を伝え、「編集者にとって一番大切なものは”愛情”だ」とデスクに
教わったと話し「そこに惚れたんです…昔の話です」と告白。ここでも、ハジメの
記事からも仕事への情熱や、部下達から慕われている事が再確認出来ます。
そんなハジメに、自分の方が好きになって結婚したはずだったのに…

陶子に電話をするハジメ。「チカラは?」と聞くハジメでしたが、本当は陶子の事が
気になってるように感じ取れました。「あなた、大丈夫?」と聞く陶子も「ご飯ちゃんと
食べてる?」と会社の話はしませんでした。
これも夫婦の時には見られない光景。仕事の事は話さないハジメの、考えや
気持ちも分からずに過ごして来た陶子でした。離れてみて見えたことです。

ハジメは諦めずに講学館へ足を運びます。会議中にも「この小さな雑誌には…
読んだ人に優しさや温もり、ささやかではありますが何かしら、実となる種を蒔く
ことが出来る雑誌なんです…」と本を配り訴えますが、社長は「言いたい事はそれ
だけかね。私の仕事は会社の経営を考える事なんだよ…」と却下します。
そこへ「待ちなさい。彼の言う事は正しい!」と入って来たのは、斐川会長。
待ってました!花壇の手入れをしていたおじさんはやはりただ者ではなかった!
斐川社長役の佐戸井けん太さんの年齢からして親子の想像はキツかった(笑)
そんな水戸黄門的な演出って、好きなんですよね~σ(^_^;

そして「現代公論には(自分と同じ)志がある。現代公論は継続を決定する」と、
黄門様斐川会長の一言で決まりました(笑)
ハジメの頑張りの成果。編集への情熱、同じ志の人間には伝わるんですね。

「陶子さんの事を考えてるんだろ」と轟に見透かされ「一番良い事があった時に
思い浮かぶ顔。それが一番大切な人なんだってさ」と言われ考えるハジメ。

「今日からあなたが編集長よ」とハジメに、代々引き継がれたペンを渡した小町。
これは責任を取る形になったんでしょうか?斐川会長とは知り合いでしたの?
ハジメは「俺が、Go Aheadです。俺が、今妻男なんです」と皆に告白し、謝り、
お礼を言いました。皆ビックリしますが、蟻田が見せたものは…
『ありがとう…勇気をもらっていました…愛することの大切さを学びました…
妻をもっともっと大切にします…」と連ねられた”今妻男に元気を貰った人達”
の言葉を集めたものでした。

轟と玉子も、今妻男のお陰で♡…今妻男に感謝の二人は(* ^)♡(^ )チュ

至宝夫婦からも「再スタートしたらどうですか?」「人生ゲームのふりだしに戻るっ
てやつだ」「あとは堂々さん次第」と励まされました。

恵介の結婚式。蟻田は、スーツにもニット帽はハズせないんですね(笑)
ハジメの挨拶が始まると…何故か私が泣けて来ちゃいました。
「離婚して分かった事があります。妻の存在がどんなに大きかったか。…それを
失ってから気づきました。…出来るならもう一度、もう一度、やり直したいです」
他人の結婚式でどうかと思いましたけどね、泣けました(/_;)
亜里沙が「やり直せばいいじゃないですか。今ここで」と言ってくれました。ハジメは
陶子の所へ近寄り「帰ろう、陶子。家に帰ろう。お前しか居ないんだ。それが分かっ
た」「はい」と涙で答える陶子。抱き合い…自然にキスする事が出来ました。
皆の拍手!盛り上がった結婚式でしたね~(笑)(^_^;)\('_') ダレノ

あまりに真っ直ぐで一生懸命頑張るハジメに、前半は違和感がありました。
でもそんなハジメを分かってくれる同僚には愛されてましたよね。ゴミ出しとチカラの
送り迎えもしてくれてましたし(笑)ハジメの浮気も無理矢理でしたけど、それ位
入れとかないと、どうしても陶子との罪の比重バランスが(笑)
それなのに、前半での「陶子の浮気は、よっぽどの事が原因なんだ」と視聴者を
引っ張って来て、これ?だとしたら、離婚をし、ケジメをつけ、離れて気付いて、
素直に陶子を受け入れた…ハジメはめちゃくちゃイイ男ですよ~!前半のスピ
ード感にはワクワクさせられました。最終回までの3話が長かったですけど、
段々ハジメが男らしくなって行くのは好感でした。春木への仕返しに燃えるハジメ
も正直なハジメでしたけど、後半のハジメとは違ってましたよ。成長した?(笑)
離婚までの原因を考えると、やはり陶子の「言えない性格」のせいだったのか?
ベタが好きな私にはモヤモヤ感も残らず良かったですわぁ。
って予想通りの最終回でしたけど(^。^;)ホッ
ユースケさんがハマリ役で、楽しかったです。が…ハマリ役の石田さんもまた、
こんな役が回って来そうな予感がするのは私だけ?(笑)