2007年03月21日

『今週、妻が浮気します』 第10話

「あの質問、私が書いたの」と打ち明ける陶子。ハジメは驚きますが、「すぐには
ダメでもそのうちきっと…この頃の3人に戻れるよ」と家族写真を見て言います。
でも陶子は「その頃の私達には戻れない。」と、この先ハジメに辛い思いをさせる
だろうと案じます。「やってみないと分かんないだろ!」と言ってはみたものの…
何度も話し合い、朝までとことん考えたハジメは「俺、ダメだ。忘れられないと思う。
5年経っても10年経っても…やっぱり俺達離婚しよう。別れて下さい」と泣いて頭を
下げました。「ごめんなさい。こんな思いさせて。別れましょう。あなたが好きだから」
離婚届にサインしました。ハジメって「一」って漢字だったんですね(^_^;)
お互い好きで、思いやって、別れたくないのに別れなきゃいけないって辛いですね。
「陶子は自分を許せたのに自分は陶子を許せないなんて」と苦悩するハジメ。
ここに男性と女性の違いを感じました。ハジメの浮気が無ければ違う苦悩だったと
思います。それでも「男と女は違うんだ」と思わない所もハジメの優しい所?
今となっては陶子が別れる理由も「辛い思いをさせたくない」になってしまいました。

区役所での受付が、婚姻届と離婚届が同じでも、あんなに並ばれると(^▽^;)ツライ
「せ~の、で出そう」という新婚さんに「何がせ~のだよ」と言うハジメですが、
8年前、せ~ので出してたんじゃないの~!しかももっと盛大に(笑)

玉子曰く、女の浮気がバレて離婚する確率は9割で「デスクなら残りの1割になれる
と思ってたのになぁ」と残念な思いの玉子でした。離婚経験者の玉子を慰めるつもり
で飲みに誘った轟でしたが、泣いて愚痴るのは轟の方。酒癖悪いですね~(笑)
「聞いて驚くな。結婚式の3日前に女に捨てられたんだぞ」とカミングアウト!
そりゃトラウマだ(笑)今回は玉子が酔っ払いの轟を送り届けました。
「玉子~」と寝言の轟。玉子はおでこにチュッ♪しました。

ハジメはチカラに話します。「パパとママは別々に暮らす…ママの事を頼む」
大人の事情を察して黙って泣くチカラ(・_・、大人の都合に振り回されて可哀想。

父親から渡されたハジメの手紙を読む陶子。「陶子の事を尊敬してる…」と妻として
母として頑張って来た陶子への労いと感謝の言葉が綴られ「…最後に、陶子を許す
事が出来なくてごめんな」とありましたが、ここまでの気持ちがあっても、自分に嘘を
つけないって事なんでしょうかね。陶子は涙を流して読んでましたけど、私は何だか
綺麗事が並べられて感動なし。これも、先週でもう良かったものを、引っ張りすぎ
たせいだわぁ(-_-)当初のスピード感やワクワク感はどこへやら?
とことん正直者のハジメだからこそ”許せないものは生活出来ない”んでしょうけど。
あのキスする時のハジメ。チャレンジする度に春木がフラッシュバーック(笑)
これでは戻りたくても戻れない?(^▽^;)
でも、紙切れ一枚が重要なんですね。離婚届を出すか出さないってだけで、
気持ちの切り替えが相当違うようです。

ハジメは、Q&Aサイトにも離婚報告をし、ケジメをつけたようでした。
旧姓に戻った陶子は、仕事をする姿もイキイキとしていました。でもハジメを見て
いて、家庭サービスの心配もなく仕事が思う存分出来るはずなのに、何だか勢いが
なく、やはり守るべき家庭があってこその仕事なんだなぁと感じました。
逆に女性は家庭を維持しながら仕事をして来たと言う束縛から解かれたせいか、
仕事に専念出来て意欲が増したりして~(^_^;)

こんな時に、現代公論は吸収合併される事によって休刊…会社はなくなるって!
「今週、妻を失いました。来週、全てを失いそうです」

最終回では全てを失わないで欲しいです。
離れてみて分かる事ってあると思います。尊敬し合う二人なら尚更です。
「やり直したい」ってハジメが言ってたように、やっぱり元に戻って…
いや、元ではなく新たにスタートして欲しいです。